3. ハンドブレーキの使用を怠った場合

オートマチック車で坂道に駐車する際、適切な手順を踏むことで車両の安全性を確保し、ギアボックスへの不要な負担を避けることができます。坂道では、シフトレバーを「パーキング(P)」に入れるだけで車両を固定しようとすると、ギアボックス出力軸のロックギヤに車両の全体の荷重がかかってしまいます。この状態が続くと、ギアボックスに余計な負担がかかり、故障や部品の劣化を引き起こす可能性があります。そのため、正しい駐車方法を守ることが重要です。
まず、車両を完全に停止させたら、フットブレーキをしっかりと踏んだ状態を保ちます。この状態でシフトレバーを「パーキング(P)」に移動します。「P」にシフトを入れることで、ギアボックスがロックされ、車両の動きを防ぐ仕組みが働きます。しかし、この時点ではロックギヤだけが車両を支えているため、さらなる安全対策が必要です。